勢い水着の選択がほんとうに難しくなった。色や形によってやけに妖艶というかエッチな感じになってしまうのだ。海外のリゾートに行くと途端に水着になるのがいやになる。特にヨーロッパのリゾートは、高級になればなるほどため息が出るほどに見事な日焼けの女性たち。お金余ってます、ついでに時間もたっぷりよ、といわんばかりの完璧な日焼け。どうも肌のつくりが違うらしいのだが、それにしてもあくせくと短い休暇を動きまわるニッポン人にはとうてい真似できない年季の入り方だ。そこに、なまっちょろく白い肌に貧相な肉体をさらすのは拷問。挙げ句、少しでも日焼けしようと欲をかいて、翌日には真っ赤な「印旛の白兎」状態になってしまう。どうしたら、青白くても、迫力のない平たい体でも美しく見えるのだろうか。どんな水着なら……。ずうっと悩んできた。そして最近行き着いた結論。水着はやはり健康的に見えるものを選んだほうが美しい。たるんでいようが、やや過分なまでの出っ張りがどこかにあろうと、あまり女っぽくなりすぎるのはかえってボディの強弱や白さを強調してしまって、水着の持つ本来の奔放なおおらかさを失わせてしまう。